NY活動報告会

【まもなく出発!】

ニューヨークに向けて8人の参加者が無事に成田空港に集まりました。 まもなく出発ゲートをくぐってフライトです!

 

 

無事にニューヨークに着きました 

成田空港を無事に出発して13時間ほど。 無事にNYの空港に到着しました。 機内では仮眠を取る人、映画を楽しむ人、本を読む人など実にリラックスして過ごしていました。 ニューヨークは秋晴れのいいお天気です。 今日はホテルにチェックインして、近くのステーキハウスでおいしいステーキを夜ご飯にいただきました。 お店に入るまで、注文してから料理が出てくるまで・・・ずいぶん待ちました。 でも、こののんびり感(慌てない感?)もアメリカ文化のいい体験です。 待った甲斐あって大きなステーキ肉をほぼ全員が食べきりました! 「生きててよかったー」という名言も飛び出すほど。 明日は1日タイトスケジュールです。 早めに解散して体調を整え、明日からも元気にがんばります!


 

 

 

ニューヨーク2日目、まずは日本人学校を訪問! 

ニューヨーク2日目の朝はホテル近くのドーナッツ屋で朝ごはんを食べました。 昨日の夜にあんなにたくさんステーキを食べたのに皆お腹ペコペコで・・ チーズサンドやベーグルなど、思い思いの朝食を楽しみました。 店内はハロウィンの装飾が。 「日本と違ってリアルで怖いー」という声も聞こえました。 確かに、、、ガイコツとかくもの巣とか”リアル”な装飾が多いですね。 腹ごしらえをして向かった先は隣のニュージャージー州にある、「日本人学校ニューヨーク校」です。 車中でも明日のスピーチ披露に備えてちゃんと練習しながら向かいます。 すると、とても美しい校舎と礼儀正しいすばらしい学生が温かく迎えてくれました。 今日は特別に2つの授業に参加させてもらいました。 1時間目はARTのクラスです。 先生の指示はすべて英語ですが、なんとなく理解したり、日本人学校の学生の力を借りながら課題をクリアしていきます。

 


 

 

そして日本人学校で英語の授業に参加。 

2時間目は英語の授業に参加させていただきました。 中学生のクラスと小学生のクラスに分かれて授業を受けます。 もちろん、先生は日本語を話せません。。 ので、日本人学校の学生が授業中に何か質問がある場合にはどうにかこうにか辞書を使いながら質問する様子も見受けられました。 中学生のクラスは「過去分詞」を習います。 (ちなみに、日本では中学3年生で習う文法とのこと) が、黒板に文法の説明を書くスタイルではなく、いくつかの過去分詞を先生と一緒に学んでからペアワークで実際に過去分詞を活用して使い方を覚えていきます。 ペアワークの次はクラスのお友達同士で声を掛け合って引き続き過去分詞の練習。 日本の英語の授業とはずいぶん違うレッスンスタイルに最初は戸惑ったキッズ達でしたが短時間ですっかり仲良くなれました。 小学生のクラスは「昔、〇〇をしたことがあります」という表現を習って「昔、水泳をしていました。」「昔、ダンスをしていました。」など、 一人ひとり発表していきます。 お別れ会では開校40周年を記念して生徒全員がもらったのと同じバッグをキッズたちにプレゼントしてくれました。 「仲間の印です」といううれしい言葉にキッズもとてもうれしそうでした。

   

 

 

午後はGoogleへ。 

日本人学校を後にしてマンハッタンに戻ります。 目的地は、、、GoogleのNYオフィス。 GoogleのCreative Directorsの一人、SethがGoogle社員に向けてプレゼンテーションの仕方をレクチャーするレッスンを特別に受講しました。 Sethのレクチャーを聞いて「暗記することが大事なのじゃなく気持ちをこめて伝えることが大事だと思った」「完璧にするんじゃなくてクライマックスで自分らしさをだすことが大事だと思った」というコメントが出てきました。 プレゼンはストーリーが大事だということ、これは才能じゃなくてテクニックだから練習すれば誰でも出来ること、自分らしさをだすこと、 そしてとびっきりのお気に入りのお洋服を着て、心地よい靴を履くことが自分にもっと自身を持たせてくれるという秘訣も学びました。 その後は何人か集まってくれたGooglersの前で一人ひとりスピーチを披露していきます。 集まってくれたGooglerからは「母国語じゃないのにこんなに上手にスピーチできて感動した」「伝えたいことがすごく伝わってくる」など、絶賛されてさらに自信をもってキッズたち。 本番がますます楽しみになってきました。

 

 

 

2日目、研修のその後。 

Googleでも記念にTシャツとキャプをプレゼントしてもらいました。 キッズたちからもお礼の色紙と起き上がりこぼしを贈呈して記念撮影。 子供たちがおずおずと「ねぇ、この紙ファイルももらいたいな・・」と、いかにもGoogleらしいファイルをおねだり。 Googleが快く「いいよ、記念に持って帰ってね」と答えてくれたのでファイルを手にして、さっそくいただいたキャップをかぶってご満悦なこどもたち。 この後、夜ご飯にでかけます。 子供たちのリクエストに応じてあえて定番のマック。 そして女子のご希望「カップケーキ」をデザートに。 見た目はラブリーなカップケーキ、実は中身は激甘!! 「あまーい」「もう無理ー」「コーヒー飲ませてーー」って大騒ぎしながら楽しんでいました。 いよいよ翌日は報告会。 長かった1日の疲れを取るために翌朝の集合はすこしゆっくり目にしました。

 

 

 

いよいよ3日目。本番の朝を迎えました。 

ニューヨークの滞在も3日目を迎えました。 この日の朝は少しゆっくり集合し、ホテルのダイナーで朝食をとることに。 滞在3日目になると”アメリカサイズ”の食事に慣れてきた子供たち。 自分の空腹状況に合わせながらオーダーを考えます。 野菜が不足している食事が続いていたのでサラダを2皿オーダーしてシェアしたり、 サンドウィッチで野菜を補給したり、100%ジュースでビタミン補給をしたり。。 それでもスイーツ女子は朝からクリームタップリのフレンチトーストをオーダーしたり。 ずいぶん、食事のオーダーも的確に出来るようになってきました。 もちろん、オーダーは基本的に自分でチャレンジします。 勇気を出した「Can I have hot chocolate?」が通じたオーダー。今までで一番おいしいココアだったことでしょう。 朝食の後は予定を繰り上げてセントラルパークを目指して出発します。 途中、子供たち念願のスーパーにちょっとだけ立ち寄り。 女子班、男子班に分かれてしばしの自由時間を過ごします。 リップクリームを大量買いする女子、お土産のお菓子やかわいいマカロニを手にする女子。 今日の本番に使うためにマニキュアを選んでいる子もいました。 楽しいお買い物の後に向かった先はセントラルパーク。 名物のリスに大はしゃぎした後は最後のスピーチ練習を行います。 芝生の上で練習するつもりだったのが、もっと良い雰囲気のスポットを見つけました。 名付けて路上パフォーマンス。 通路のベンチに観客役の子供が座り、その反対側を演台に見立ててそこでスピーチします。 もちろん、スピーチしている子供と観客役の間は交通量たっぷりで通行人がちらほらと。 スピーチしている側も観客側も笑っちゃいそうになりながら、 それでも青空の空の下、堂々とスピーチを続けていきます。 「こんな場所でスピーチ出来たのだからきっと本番も大丈夫! 度胸もついたしスピーチを楽しむこともできた。友達のスピーチを笑顔で見守ることが出来た」 そんなことを確認していったん、ホテルに戻る時間になりました。 最後に皆で記念撮影。 青空、秋晴れのニューヨーク。 なかなか体験できないセントラルパークの楽しみ方を体験しました。

 

 

 

 

いよいよ本番!でもその前に・・・ 

ホテルに戻った後はしばしの仮眠を取りました。 日本からの時差ぼけと連日のハードスケジュールで少し疲れがたまっていた子供たちですが、 ホテル出発の1時間前には女子6人が事務局部屋に集まってきてなにやらおめかしを始めました。 ヘアアイロンで髪を巻いたり、ドレスアップしたり、購入したばかりのマニキュアを塗ってみたり・・ 昼寝効果もあってか皆、パワーが溢れんばかりの様子。 事務局部屋はさながら舞台の楽屋の様にワイワイ賑わっていました。 そして16時。いよいよ会場のジャパンソサエティーに向けて出発します。 道のりは徒歩で40分ほどの距離。 あらかじめホテルフロントに相談したところ、タクシーは手配しなくてもすぐに見つかると言われたので、 ベルマンに手伝ってもらいながらどうにかタクシーを捕まえようとしますが。。。 ここはニューヨーク、そしてフライデイナイト。。。 20分ほど粘りますが捕まりません。 焦る事務局、戸惑う子供たち。。リハーサルが迫っているため遅刻するわけにはいかず。。 あきらめかけて意を決してジャパンソサエティに向けて歩き出したそのタイミングで。 「You need a ride??I can take you」という恵みの声が! そして振り返るとなんとストレッチリムジンじゃないですか!!! どうやらホテルに予約客を迎えにきたところですっぽかされた様子。 普通のタクシー価格で全員を送ってくれるとのこと。 子供たちが大喜びでリムジンに飛び乗ったのはいうまでもありません。 (テンション上がりすぎて大騒ぎしていたのでブレてる写真ばかりしかありません。。) これを名付けて「リムジン事件」。 これまでの子供たちの頑張りがピンチをご褒美に変えてくれたのかもしれませんね。 なんだかとってもいい滑り出しで会場入りすることが出来ました。 リムジンの運転手さん、本当にありがとう。

 

 

 

さて、本番です。 

テンションは絶好調でジャパンソサエテイに到着しました。 さっそく座席を決めて、本番の立ち位置とルートを確認してリハーサルをします。 さっきまで騒々しいくらいだった子供たちもさすがに少し緊張してきた様子。 難しいのは自分の順番のときにマイクの高さを直す事、そして急遽会場の真ん中ではなく左側からスピーチすることになったので 目線の向け方です。 一通りは練習できたのでいったん会場の外に出てリフレッシュする女子たち。 その間、会場には続々とお客様が来場されます。 昨日、日本人学校でお会いした倉西さんとGoogleでレクチャーしてくれたM.J、Kristen、Sethの3人も応援に駆けつけてくれました。 「子供たちの目線の近くにいると安心するよね!」「このバンダナしてたらチアーアップになるかな?」と言いながら、 会場入りした子供たちに声をかけながらハイタッチして緊張をほぐしてくれました。 18時半。 いよいよ報告会がジャパンソサエティーの櫻井理事長のご挨拶からスタートします。 理事長のご挨拶に続いて内堀福島県知事のビデオメッセージ披露、ふくしまキッズ5年間の活動記録動画の放映、吉田副実行委員長のスピーチと、会の次第は順調に進んでいきます。 (※大変申し訳ありませんが本番は事務局も進行役を務めたため、本番の写真は手元に用意がありません。関係者には追って共有いたします。) そしていよいよ子供たちの出番。 トップバッターのRinは持ち前の明るさと落ち着きで最年少ながら堂々としたスピーチを披露しました。 お決まりの投げキッスも無事に成功。会場からは歓声が巻き起こっていました。 2番手はHaruna。小鳥のさえずりのようなきれいな声で、きれいな英語でスピーチを披露します。 本番では陽菜らしい、かわいらしいスマイルも見れました。 次はHiroto。さすがの堂々とした落ち着きっぷり。各地で経験した文化の違いを一つ一つ丁寧に説明し、 お決まりの「Mitarashi-dango isn’t sweet in Gihu」では会場のウケもちゃんと獲得していました。 前半のラストバッターはMisa。冒頭で「Hello every one!!」といいながらにっこり手を振るとすっかり観衆を魅了しました。 身振り手振りを交えながら一言ずつ丁寧にスピーチしていきます。 将来の自分の展望についてもしっかり発表できました。 次に登場したのはMasato。実は地元の会津若松から白虎隊の衣装を借りてきた正斗。 はにかみ笑顔を見せながら一人ひとりに語りかけるように大きな声でスピーチが出来ました。 そこに続いて千佳が登場。最長のスピーチを書いたChikaは約4分のスピーチを安定感を持って丁寧に進めます。 細部に渡る描写に観客は食い入るようにChikaのスピーチを聞いていました。 次はMiku。いつも見せてくれる笑顔前回でほんわりとしたやわらかい、Mikuらしい空気が会場をつつみます。 きめ台詞の「Heart to heart relationship」が本当に伝わってくるスピーチでした。 ラストバッターはAiri。皆の気持ち、体験、将来に関する豊富などを総括する内容のスピーチを丁寧に、落ち着いて、 そしてきれいな英語で会場に語りかけます。 Airiのスマイルたっぷりな「Thank you」をもって子供のスピーチ出番は無事に終了。 会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こりました。 自信を持って、自分らしさをだして、伝えたいこと(Climax)をちゃんと伝える。 前日にGoogleで再確認した大事なこのポイントを見事なまでに全員がやりきりました。 子供たちの顔からは”達成感”と同時に”安堵感”が溢れていました。 その後、いくつかの質疑応答を得ました。 「NYで楽しかったこと、残り時間にやりたいことはなんですか?」との質問に・・ 「大変なことが終わったので観光がしたい」「大仕事は終わったのでやっとお土産を買えるかな」 「大事を成し遂げたのでおいしいものを食べまくりたい」など、 今後の楽しみはさまざまだけど、ここまでのプレッシャーの大きさを物語るコメントが続き、 再び会場からは労をねぎらう拍手が沸き起こりました。 この後は懇親会です。 が、、、 キッズたちは来場していた記者・報道関係者からのインタビューラッシュ。 さながら子役芸能人の様です。 そして来場いただいたお客様との懇親と大忙し! ホテルに戻って一息ついて8人で記念の写真を。 いつもロビー集合して座っていた定位置のソファで1枚。 ニューヨーク滞在も残り明日の半日となりました。

 

 

 

 

ニューヨーク、最後の朝。 

ニューヨークで迎える最後の朝です。 8時に集合して半日だけ観光に出かけることにしました。 子供たちの希望をかなえようと向かった先は・・スタバ。 おしゃれなガラス張りのカウンター席のあるスタバで朝ごはん。 気分はすっかりニューヨーカーに見えます。 おのおのにサンドウィッチ、パン、ホットサンドと飲み物を注文します。 もちろん、一人ずつレジに並んで。 ちょうどスタバの目の前に星条旗がなびいていました。 その前で集合写真を撮ることに。 すると、「ねぇねぇ、ジャンプしようよ!」という提案が。 ジャーンプ!!! おや?男子が飛んでいませんね。。。 どうやら申し合わせて飛ばなかったというプチ反抗した模様。 もちろん、女子からは総すかん。 で、女子だけで再び、、ジャーーンプ!! その後、満足げに目的地に向けて黙々と歩き出します。 向かった先はココです。 エンパイアステイトビルの86階。 ニューヨークに来て最初で最後の観光スポット。 この数時間は昨日のスピーチの頑張りに対するご褒美。 皆、緊張から解き放たれて今までになく楽しそうにはしゃぎます。 その後、いよいよ最後の食事。向かった先はFridaysです。 最後に食べたいものを各自で注文します。 楽しい時間はあっという間。 ホテルに戻ってバスに乗り込み、JFK空港へ向かいます。

 

   

 

 

いよいよ帰国の途に。 

バスの中では一人ひとりがこの滞在を振り返ります。 楽しかったことは何だろう?印象に残ったことは?スピーチの出来映えは? 「緊張したけど自分の想いを伝えられてよかった」「リムジン事件が印象的でした」「日本人学校で日本人のお友達と交流できて楽しかった」「日本人学校の子と友達になった。文通する約束をした」「Googleが楽しかった。」など、 その感想は個人個人バラバラ。 だけど、その感じ方や考え方が違うことが個性なのだと学びもあったんだと思います。 短いニューヨークでの滞在。しかもほとんどの時間をスピーチの練習や準備のために費やしました。 常に子供たちにはそのプレッシャーと緊張感があったことは表情を見ていれば一目瞭然です。 しかし、その中でもたくさんの文化や生活の片隅を経験したはずです。 地下鉄にも乗りました。タクシーにも乗りました。 タクシーが捕まらなくて(捕まっても乗車拒否されたり・・)大人が大慌てしているときに 「日本だったらありえないよね」「なんで必死に働かないんだろう」など、日本のサービスレベルと比較できる発言も飛び出しました。 レストランでフードオーダーからだいぶ待たされることも、平気でオーダーと違うものが出てくることにも 最初は戸惑ったりいきどおっていましたが帰る頃には「仕方ないよね、文化が違うんだもん」という発言が出てくるようになりました。 一方で道行く人に「Hello」って挨拶したり、ドアを開けてもらったら「Thank you」って言える様にもなりました。 レストランやカフェではなんとなくオーダーもできるようになりました。 自分が食べたいもの、したいこと、思うことをいっそう明確に意思表示できるようになりました。 数日間での子供たちの成長と吸収は目を見張るものでした。 スピーチを立派に成し遂げたい上の満足感と達成感と自信を最大のお土産に帰国するフライトに乗りました。 さすがにほっとしたのでしょう。 大多数が熟睡して日本へ帰ってきました。 往復共にお世話になった全日空様、応援ありがとうございました。 往路では「道中で子供たちに」とキャンディを。 復路では心温まるメッセージとポストカードを頂戴しました。 日本時間、10月18日午後9時に成田空港に到着し、各自帰路に着きます。 「家に着くまでが遠足」と言います。 皆さん、ご自宅までお気をつけてお帰りください。 これにてニューヨーク活動報告会の報告を終了します。 すでに各種メディアに掲載いただいておりますのでぜひそちらもご覧いただけると幸いです。

 

 

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