◎ふくしまキッズの区切り、そしてこれから・・・

2015-10-19

ふくしまキッズ委員長 進士 徹

 10月16日、ニューヨークにあるジャパンソサエテイのレセプションルームで、ふくしまキッズ代表の8人の子ども達が、この5年間の活動を応援して頂いた世界の人に向けて、感謝の言葉と活動を通じて学び得た事を、英語でスピーチしました。堂々と発表しこの報告会が盛会であったと一報が来たとき、言葉には言い尽くせない安堵感が広がりました。多くの愛と心ある皆様のご支援によりお約束した5年間の活動の大団円を迎える第一歩を踏み出すことができました。
福島の子どもの笑顔と元気を応援する「長期宿泊体験教育実践プログラム」として、5年前、2011年の夏に活動をスタートさせ、北海道、石川県、兵庫県、京都府、神奈川県、岐阜県、長野県、愛媛県、熊本県、長崎県、福島県、そして海外はドイツにも活動の輪は広がりました。そして、それぞれの地域の方々との様々な特色を持った交流は、ふくしまキッズに参加した約4600人の子ども達の心を豊かにするエッセンスとなりました。
決してあきらめることなく、地域の人がつながれば、どんな困難の中にあっても、希望が見いだせることも、ふくしまキッズの活動を通して分かった事です。
原発事故という暗く悲しいマイナスの出来事を、ふくしまキッズの活動によってプラスに転じることが出来たと確信します。なぜなら、それは参加した多くの子ども達が「いつか恩返しが出来る大人になりたい」と心に誓っているということを多くの保護者の皆様からお聞きするからです。
福島の復興は20年、30年、40年・・・長い時間を必要とします。ふくしまキッズに参加した子ども達が、大人になったときに真の復興を遂げてくれるものと信じています。
この活動の大団円は11月28日の磐梯熱海において行われる「フェアウエルパーテイー」です。ふくしまキッズ実行委員会としては、ふくしまキッズ達と各地受け入れて頂いた方々とのこの交流会を持ってラストイベントといたします。
ふくしまキッズは、寄付金をベースとして、多くの団体が一体となって活動する「実行委員会」から、それぞれの団体の状況に合わせて活動する連絡協議会へと、活動は第2ステージへ移っていきます。この冬、春の活動はその切り替えの時期になる為に、今までの申込方法でなくなることをご理解下さい。
第2ステージは、「繋がりと成長」をイメージしています。今までのご縁で繋がった地域との「絆」を大切にし、子ども達のさらなる成長に願いを込めた活動を具現化していきたと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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