プログラム紹介Program
大沼(七飯町)
ぽんたの独り言・・・

更新日:2011年8月19日  プログラム:大沼(七飯町)

ぽんた委員長です。私の独り言です。
今日8月19日七飯町大沼の天候は、久しぶりの晴れです。嬉しいです。昨夜、TBSテレビニュース23で、ふくしまキッズの事が、数分でしたが放送されましたexclamation
参加した子どものお母さんからもTVの感想を早速寄せていただきました。
ぽんた委員長、スタッフの皆々様。毎日大変お疲れ様です。
いよいよ後半戦ですね。髪をカットしてもらっている姿に
時間の経過を再認識!!
さて、「NEWS23」見ました~
一緒に遊んだ、郡山からの「Kくん」が密着取材されてました。
郡山のご両親が、参加を決めてから、出発の際の準備の様子や
到着の函館の駅の様子。流山では、たくさんの子供たちが
芝生でごろごろ遊んだり走り回っている様子が
たくさん映されました。そして、ぽんた委員長の
「せめて夏休み位は何の心配もない北海道で
のびのびとすごさせてやりたい・・・」というコメントと
映像が出ました。とってもよかったです。
固有名詞は出ませんでしたが、福島にあるNPOが中心となり・・・という言い方
でした。
特集の前段のつながりで、福島の子供たちの甲状腺の内部被爆を
3月に調査していた結果も出ました。(何と45パーセントが数値は低いものの
甲状腺に内部被爆が認められる)というショッキングなものでした。
低線量被爆が今後どのような影響をもたらすのか
わかっていることも、わかっていないことも全て、早い段階で
明らかにしていく必要がある・・・福島の子供たちを
我々大人が守っていかなければならないというものでした。
ぽんた委員長、これからも続けることは本当に大変かと思います。
しかし、今夜この特集を見た多くの人々が、
少しでも、長期の休みには、安心な場所で
子供たちを過ごさせたいと思ったと思います。
皆の力を結集して、今後も何とか
続けていけるように・・・
改めて、感謝の気持ちでいっぱいの夜と
なりました・・・
そして大沼で、私と共に子どもの付き添いで生活をしているお母さんとお話をしました。
「北海道に来られたこと!!本当に良かったです。でも20日に福島に戻り、北海道と同じように外で遊んだり、土に触ったり、大地に寝転んだり・・・これがいっさい出来ない生活になります。すでに福島に帰った子のお母さんとも連絡を取っています。
幼稚園の子が、福島に帰って北海道と同じように、外に出て遊んでしまった。
土を触ってしまった。」
小さな子どもに見えない放射能のことを、どう伝えればよいのでしょうか。
北海道と福島のギャップを、どう整理すればよいのか!!
お母さんの心情も複雑です。
無邪気に遊ぶこと=それが子どもです。
支援金を寄せていただいたすべての方々にも感謝です。その支援金があればこそ、北海道で夏季林間学校が実現しました。
北海道で心ある受入をしていただいたこと。感謝しても感謝し尽くせないほどです。
食べるもの、水、生活することの全てが心配な環境ー昨日の朝日新聞1面には、甲状腺被爆,子どもの45%ーと
政府は問題ないレベル!!と例によって得意表現。福島県行政も同様なのでしょう!!
リスクの高い福島で、子どもの命を守る思い切った具体的施策は、何一つされてないのが現状です。
ふくしまキッズに対しても、法律違反と足を引っ張る県側
ぽんたは、福島県に当初ふくしまキッズの事業を打診したときに、民間の力で是非お願いします!!と応援をしてもらえると思っていました。
福島県の答えは、「人口が減少するような事に、応援など出来ない!!」
その程度の福島県に落胆しました。希望は持てない。
その中で原発災害対策本部長ー政務官である田島要氏が県庁に赴任している最中、「県がそんな足をひっるようなような事をしてはいけない!」とその担当者に話を付けてくれました。
観光交流課の課長と私は電話で、「北海道で活動する子どもを見に来てくださいね!!」
「夏休み休暇を使って、差し入れをたくさん持って来てくださいね。」と話ました。
そして、「冬休みにはまたふくしまキッズをやるために今度は福島県は、足を引っ張るのではなく、真のパートナーシップで対等の立場で、共にふくしまキッズを応援する態勢を作るのが本来の行政ですよね。」と電話ですが、約束を課長としました。しかしながらその手前の約束。「北海道に来る」はまだです。
県はふくしまキッズの動きに対して驚き、事業名も同様の「福島の子どもを守ろう・・・」で、この夏休みに29億円と云う緊急予算で、会津方面で日帰り、もしくは2泊3日程度の「・・・体験」にこの夏休み税金を投入しました。本当に私たちの税金が活かされた事業なのか、ぽんたひとり疑問に感じています。
お母さんと話したことが、心に引っかかります。
子どもの心は、明日福島に戻るうれしさでいっぱいです。
お父さん、お母さんと久しぶりに会える喜びの方が大きいです。その先の放射線の現実と向き合うとき、北海道での暮らしになれただけ、そのギャップを子ども本人が感じたときに、ケアーが必要になってくると思います。
ふくしまキッズの活動は今月28日で終わります。
しかしながら終わった後の、心身調和のとれた育成は実に難しいと思っています。
ですが、その先の希望が「ふくしまキッズ」であることを希望に耐えて欲しい。強くなって欲しい。私もこの事業が終わって福島に戻ります。
福島の子どもの命を最優先するような社会になって欲しい!!と働きかけをする覚悟です。
幸いにして私の心臓も人工弁は快調の動いています。私の命ある限り、そして若者が僕たちに任せてください!!とそのバトンがつがれるようになるまで、覚悟をしています。
今、国会では、国民の生活、福島県の現実から逃避したような権力につくことで、いっぱいになっているようです。国会議員は平和でよいですね・・・
明日ふくしまキッズに参加したA-4・B-4の子どもが福島に戻ります。

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