プログラム紹介Program
愛媛プログラム
2012年度ふくしまキッズ夏季林間学校 福島報告会が終了しました

更新日:2012年11月27日  プログラム:愛媛プログラム

11/17日(土)・18日(日)、国立磐梯青少年交流の家で
2012年度ふくしまキッズ夏季林間学校福島報告会が開催されました。
5年間の実施を目標としているふくしまキッズは、
今後の継続、特に3年目となる来年の夏に向けて
保護者のみなさまを含めた様々な方のご支援ご協力がよりいっそう必要となります。
そこで今回は、ご報告だけでなく、
可能な方は1泊2日で滞在し、今後に向けた交流や、熟議(意見交換)を行いました。
▼報告会の様子はこちら
http://togetter.com/li/411267
保護者による熟議では、
参加費用について、支援金が少なくなった時について、
ふくしまキッズの目的は理解されているか、受け入れ地域についてなど
様々なテーマで意見交換をおこない、
今回いただいたご意見をもとに
ふくしまキッズ実行委員会で判断をしていくこととなりました。
○保護者のご協力について
・手伝いが出来る方も出来ない方もいる。
「出来る方は」というスタンスで、これからも保護者のご協力をおねがいする。
○活動内容について
・「普通の夏休み」を過ごさせたいので、このままで良い(大沼)。
・キャンプの経験は将来生きる力になる(ゆうばり)
・バイキングは、取り分を自分で選べるため体調を崩す子どもがいるので、注意が必要。
・子ども熟議スポーツ(野球、サッカー、バスケ)の希望が多いが、
本格的なものでなくとも、休み時間にやる程度で充分良い。
・地元の方々との交流・世代間の交流が良かった。
・子どもたちに支援されていることを伝えてほしい。
子どもが帰ってきてから、少しでも多くの子どもたちが参加できるよう
ふくしまキッズ用の貯金箱を作って貯金している。
○5年間の実施でよいか
本音は出来るだけ続けてほしいという意見も多くありました。
「ふくしまキッズのボランティアをやるから、大学に行く」という子どももいるという話も。
ただ、「ふくしまキッズ」が差別用語にならないために、活動の目的を明確にし、5年間としているため、
5年間経ったあとは、自然体験活動として継続していく方向でいく。
○幼児の受け入れについて
働いているためついていけない親も多い。
子どもの個人差や、スタッフの専門性も求められる(学生ボランティアは難しい)ため、
検討を続けることになりました。
○夏季林間学校の開始時期について
前半スタートに偏らず、8月スタートの選択肢も増やす。
○資金の使い方について
6000円/人日のプログラム費は高いという意見もありますが、
ボランティアの生活費や事務局費など、全て含まれているので実際はギリギリ。
報告書、映像の製作費については支援金継続のために必要であるため継続します。
最後には、
「こういった場に参加する保護者を増やすことで目的が理解され、ふくしまキッズの継続につながる」「こんなに一生懸命やってくれていると知り、自分も頑張ろうと思えた」という保護者のみなさんからの感想だけでなく、
受け入れ地域やボランティアからも
「今後冬春も受け入れたい」「家族の方からのブログへのコメントが本当にうれしかった」
「参加する側の意識を上げていく段階にきている。少しずつ出来る範囲で協力できるようになれば」
などの感想が聞けました。
また、保護者だけでなく子どもたちも、
「ふくしまキッズで楽しかったこと」「これからやりたいこと」
をテーマに熟議の時間があり、元気に発表しあっていました。
最後には、
森魚工房 杉山佳隆様
http://blog.goo.ne.jp/forestfish/
よりご寄付いただいた貯金箱を、感謝の気持ちを込めて開封!
「これで冬のプログラムにに参加できるね!」と
子どもたちが金額を数え、保護者がチェックをして、
翌日に進士委員長がふくしまキッズ実行委員会へ振込を行いました。
みなさま、ご参加、ご協力、ありがとうございました。

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