更新日:2013年8月12日 プログラム:北海道 Bコース
昨日の午後は、ラジオ作りをしました!
このラジオ作りは、長い流山での生活の中で、集中して何かに取り組む時間を設けてリフレッシュしたり、夏休みの長い時間を流山で過ごす子ども達に工作の課題の1つにしてもらえるようにと、JARL渡島檜山支部とラジオ少年、情報労連の皆様が、共同でラジオキット工具などを提供くださり、毎年ふくしまキッズのために出張教室を開いてくれているものです。
みんな、数日前からとても楽しみにしていて、「あ、ラジオのおじさん来たー!」と嬉しそう。みなさん、ありがとうございました。
回線を繋ぐのは難しく、特に低学年の子は苦戦しながらも一生懸命ラジオを作っていました。
一度作ったことのある子ども達も中にはいたのですが、今年のをもう一個作る!」と言って楽しそうでした。
珍しい工具を前に、子ども達の気持ちも高まります。
「見て見てー! ラジオなるんだよ!」
完成したラジオを嬉しそうに持ってきて見せてくれる子。
最後はみんなで写真をパチリ。完成後は、音が聞こえやすい場所を探して広場の中を探検していました。
▼ARL渡島檜山支部
http://www.hakodate.gr.jp/ham/2013/08/
J
そして夕食は、子ども達みんなでハンバーグ作りに挑戦!
流山のハンバーグは特別です!地元の取れたて野菜をふんだんに取り入れます。今日も、畑で採ってきたばかりの野菜を、大沼流山牧場が届けてくださいました。このまま売りに行く、と農家の方がおっしゃっていましたよ。つなぎの卵も、採れたて「なな恵の新鮮たまご」。地域で取れたものをすぐ頂ける。贅沢ですね。
「キャベツってどうって切るの?」
「むいてからだよ。みじん切り!」
丸ごとのぎっしり詰まったキャベツ、付け合わせのサラダにするだけでなく、ハンバーグにも入れることに。
包丁は、しっかり猫の手で持とうね!
「ハンバーグフワフワになるように、トマト皮むいて入れるの。」
スパイスを入れて…
「ちゃんと味がしみ込むように混ぜてね!」
「見てー!ハート型。」思い思いの形に丸めて…
さー、もうすぐ食べれるよ!
こないだみんなで割ったまきでたき火を炊いて、ハンバーグを焼いていきます。
たき火は、火加減が難しく、なかなか思ったように焼けません。
スタッフに、「焼けた?」「もう食べられる?」と、何度も聞く子ども達。
さー、やっと焼けました!「おいしい!」の声があちこちであがります。
グループごとに、個性豊かなハンバーグの完成です。
それぞれのグループで入れるスパイスや野菜を工夫していたので、4グループ、全く違う味のハンバーグができあがりました。
「いい匂いになったー!」
「すっごくおいしい!カレーの味めっちゃする!」
「おもしろい味になった!」
それぞれのグループによって味も形もすべて違って、 格別においしいハンバーグになったようです。
子ども達にたき火で料理をしてもらうのはリスクもありますが、大人がしっかり見守ることで挑戦をしてもらいたいという狙いがあります。
たき火で料理をする大きな挑戦をした後は、お皿洗いも自分達でやりました。普段は甘えん坊の子ども達も、大きな挑戦をした後はお皿洗いまでしっかり終わらせていました。
夜は肝試し。
実は朝食の時からずっと肝試しをしよう!と張り切って打ち合わせや下見をしている子ども達がいました。
「もう、肝試し行かなきゃいけないから!」
まだお昼だからもうちょっと後じゃないかな。よっぽど楽しみだったようで、何度も言っていました。
衣装も着替えて、ついにシュッパーツ!!
ノリノリで出発した子ども達でしたが、一番頑張っていた男の子、自分がびっくりさせようと思っていたゾーンを思ったよりも早くみんなが駆け抜けてしまったりして、なかなか自分が思った様にみんなに驚いてもらえなかったようで、肝試しが失敗してしまったようでした。
みんなが就寝準備をしている時、その男の子が宿舎の入り口の階段で、一人星を見ながら悔しくて泣いていたそうです。
肝試しに行きたかったから頑張って急いで夕食のお片付けをしたり、みんなに「急ごうぜ!」って声をかけたり頑張ってお兄さんになってたもんね。
「人間の作った娯楽が少ないと、人は本を読み歌を歌う。
読書嫌いをなくすのは簡単。キャンプに来れば良い。」
と、うえだんなの言葉。
ゲームやテレビがない生活。だけど、子ども達の「楽しく遊びたい!」という気持ちはどこにいても変わりません。
自分達で考えて、一生懸命遊びを見つけて楽しんでいる子どもたち。
だからこそ、頑張った分だけ上手くいかなかった時は悔しいですね。残りのふくしまキッズの期間にリベンジできるチャンスがあるといいですね。
今日は、Cコースの子ども達が合流です。朝から、大掃除をしたり、開校式の準備をしたり大忙し。
流山が、ますます子ども達の声で溢れます。