プログラム紹介Program
あぶくまプログラム
4日目と5日目についてまとめてご報告です

更新日:2014年1月1日  プログラム:あぶくまプログラム

大変お待たせしました!あぶくまプログラムの4日目と5日目についてまとめてご報告です。遅くなってごめんなさい。
4日目は、午前中はいつもどおり。朝ごはんのタイミングで、午後に温泉に行く計画があることを発表。ただし、「靴をそろえる」という今日の目標を達成できたら、という、条件つきです。発表後、みんなばっちり頑張りました!自分の分をそろえるのはもちろん、ちょっと崩れていたら、全員の分をそろえている子も。思わぬ子の思いがけない素敵な一面を発見することができました♪
無事温泉に行けることになり、ゆっくりリラックス。戻ってからはきちんと犬さんぽ、薪割り、夕食準備をこなしましたよ。
夕食後は毎日、翌日の係の分担を決めるための子ども会議を開いています。4日目は、その時間に、この合宿全体のふりかえりをしました。
子どもたちからは、「雪遊びが楽しかった」「あぶくまオリンピック(チャレンジランキング)が楽しかった」「ウォールクライミングが楽しかった」など。また、「たくさん友達ができた」「みんなと仲良くなれた」という声もたくさん挙がりました★
大人からは、
・この一期一会を大切に、この思い出をずっと忘れないで欲しい。
・ケガなく、元気に楽しく過ごせたことがすごいこと。
・係決めのときや、いろんな場面で、自ら積極的に動くことができていたのが素敵。
・ケンカがなかったことがすごい。そこに自信をもって、これからもそのままでいてほしい。
など。涙を流す子どもや大人もいたり、みんな真剣に聞き入っていました。あたたかく和やかな雰囲気のなか、ふりかえりが終わりました。
ちなみに、あぶくまの子ども会議は子ども自身が開くもので、大人はただサポートするのみです。今回の子どもたち、いつも子ども会議の進行がとってもスムーズでした。それは、みんなが会議にきちんと参加して、積極的に係に立候補し、人気の係は交代しあったり、人気のない係でも駄々をこねたりしなかったから。みんなで楽しく仲良く過ごせるよう自然に努めることができていました。
そして5日目、最終日。この日はいつもどおり学習タイムまでこなしたあと、自分たちの使った場所の大掃除です。自分の泊まった部屋だけで良かったのに、大人に言われるでもなく、手のあいた子たちは自然に「ほかにするとこない~?」といって、廊下の窓拭きや床拭きまでやってくれました!本当に感心。
無事に掃除も終わり、最後の遊びの時間。自然にみんなぽんた山に集まりました。何もないぽんた山。だからこそ、子どもならではの想像力で遊びは無限に作り出されます。そして、当たり前にケンカや揉めごとはなく、お互いが思いやりながら、一人ひとりが心から楽しく過ごしていました。見ていると、本当に、大人は見習わなければ、、、と思わされます。
昼食はエビピラフ。みんなもりもり食べて、大人分のおかわりがなくなってしまいました。それに気づいた子ども何人かが、「ぼくの分あげるよ!」「自分だけ食べちゃって申し訳ない。。。」といっている場面も。毎度のことながら、子どもの優しさにいちいち感動してしまいます。
昼食後は、今回の合宿の思い出…楽しかったことや、印象に残ったことなどを、絵や文章などで1枚の紙に書いてもらう時間。みんなびっしり書いてくれました!「こんなぽっちの時間じゃ書ききれない~」って言う子も。嬉しいことです♪
そして、いよいよ修了証を渡す時間。一人ひとり、スタッフから言葉を添えて渡していきました。このときも、涙を流す大人や子どもも。この出会い・この体験がかけがえのないものになってくれたのかな。
修了証と一緒に、毎日の日記(スタッフのコメントつき)と、家族目標の裏に書いたスタッフの寄せ書きも渡しました。どちらも思いがいっぱいに詰まったものです。ご家族でまた見てみていただけたら幸いです。
そうして保護者の皆さんがお迎えに来てくれて、ぽんた山からさようならです。保護者の皆さんには、現地まで送迎をお願いしていて恐れ入りますが、でも、ここでスタッフと保護者の皆さんとで顔を合わせてお話できることや、子どもたちが過ごした場所を見てもらうことも大切に思っています。
こうして’13冬ふくしまキッズあぶくまプログラムが無事に終了しました。本当に穏やかであたたかな合宿でした。この素晴らしい合宿は、大人も子どもも一人ひとりの力で作り上げたものだと思っています。あぶくまプログラムに参加し、一緒に活動してくれた子どもたちには感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に、今回大人スタッフとしてあぶくまプログラムに参加してくれたみなさんの振り返りを抜粋したものを以下に掲載します。また、今回の合宿に関して、ぽんた学長のふりかえりも こちら にあります。ぜひ覗いてみてくださいね。
~ 食事担当ボラより ~
4泊5日の合宿はあっという間だった。自身も楽しみ、成長することができた。そして、今後の生活に頑張るパワーをチャージすることができた。また機会があればぜひ参加したいです。スタッフのみんな、子どもたち、いっぱいありがとう♪
~ 遊び・生活担当ボラより ~
・今回の子どもたちは自分たちで積極的になんでもチャレンジして、失敗してもまた頑張ってを繰り返し、努力する子たちだった。ケンカをしそうになっても自分たちでうまく解決して、スタッフが仲介に入らなくても仲直りできてすごいなと毎回感心した。高学年の子は、スタッフが促さなくても自ら率先して低学年の面倒を見ていた。
・スタッフの人数も参加者の子もいつもより少なく、一人一人と関わる時間が多かったように思う。
・何に対しても積極的で、手伝いや係決めもスムーズに進んでいた。集中するときは集中して、遊ぶときは思いきり遊ぶという、メリハリがしっかりつけられていた。
・おやつを大人スタッフに進んで分けてくれたり、困っている子にすかさず「どうしたの?大丈夫?」と声かけするなど、子どもの素直さ・優しさを感じられた。「ありがとう」という言葉が自然ととびかう場だった。
・4泊5日をかけて、子どもと大人全員のかかわりのなかで、最終日に全員が自信を持って楽しかったといえる合宿に作り上げることができた。
http://abukma.seesaa.net/article/383917381.html

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