更新日:2013年8月23日 プログラム:愛媛プログラム
今回のプログラムでリーダーを担当させていただいた愛媛大学4回生平尾耕大(こ
ーだい)です。僕は今回が初めてだったのですが、全日参加ということでリーダ
ーを任せていただきました。
僕がこのプログラムに応募したきっかけは友人の誘いで、ネットやテレビなどで
は伝わらないこと、現地の子どもたちと触れ合うことで少しでもいいので福島の
ことを理解したいと思ったからと、自分自身の経験値を高めたいと思ったからで
す。
期間中は我ながら単純な性格と理解していたので、まずは子どもたちとコミュ
ニケーションをとっていっしょに全力で楽しもうと心がけました。
キッズの子どもたちは個性の塊のような人ばかりでしたが、共通して言えるの
は素直さです。多少の差はあるにしても例外なく、全員素直な心を持っているの
だなと触れ合う中で僕自身が一番感じたことです。
それ故にプログラムの中で一番悩んでことは指導を重視するのか、それとも楽し
いという経験を大切にしてあげるかということです。素直だからこそ指導をよく
聞きトラブルがあまり起こらなくなるのではと思うのですが、その考え方は大人
側の都合のいい考え方ではないのか、また、保護者の方からの手紙を読ませてい
ただいたとき、福島での現状や様子など知り、放射線の影響を考えずにのびのび
と楽しかったという思い出をつくることが子どもたちにとっては大きな財産にな
るのではないのかとこの二つの考え方で葛藤しました。
そんな中でスタッフの方に相談すると、楽しかっただけではなく、このプログラ
ムを通して子どもたちが何かを学び、成長することが一番大切なんだ。仮に25人
全員が次回不参加であったとしてもこの子たちに成長があるならばそれでもかま
わないとアドバイスを受けました。
この言葉を受け、自分の中にあるぶれない軸を以前よりもはっきりと持つことが
できました。
10日間は長いようで短い期間でしたが、子どもたちにとってだけではなく僕にと
っても実りあるプログラムでした。得たもの、反省点などいろいろあるとおもう
のですが、そのままで終わらすのではなく、次のボランティア活動、また僕は教
育に携わっているので教育現場に活かすなど、次に繋げていくことが大切なこと
だと思います。
支援していただいたスタッフの方々、ボランティアの方々、本当にありがとうご
ざいました。この経験を通して福島を少しだけかもしれないのですが理解すること、自分自身
を高めることができたと思います。本当にありがとうございました。
キッズのみんなへ
やっほー!こーだいだよ!
長いようで短かったプログラムやけどホンマにおもしろかったわ(*^。^*)
この夏、皆に出会えたことが僕の大切な思い出です。
まだ分からんけど、いつの日かまた会いましょう!
ホンマにありがとう!
大好きや(^○^)