更新日:2013年12月23日 プログラム:横浜プログラム
キッザニアでは色んなプロの方から礼儀作法やお仕事の手順など詳しく教えてもらっているようです。かわいいデパートガールですね。
今回の選択活動で一番人気だったキッザニアに行ってきました。
都内にいてもなかなかとれないという最も人気の高いハイチュウお菓子工場をボランティアのお姉さんが朝早くから並んでくれていたおかげで、無事予約ゲット。「短時間にできる仕事ですいている仕事なら、予約をとった時間までに戻れるなら色々できるよ」というアドバイスのもと、みんな散り散りに自分の好きなお仕事を探しに行きました。ところが、ひとり慎重な女の子がおりまして、渡された地図をじっくり、眺め、自分のやりたい仕事を吟味。どうしてもやりたい仕事からやっていくようです。
色々な仕事を体験できるキッザニアは、大人がいなければ入場できませんが、列に並ぶと大人は締め出され、子供だけしか入れない世界です。
ふくしまキッズの子供たちは、福島を担える人材となるべく、自分で考え、自分で判断するという教育理念のもと、送りだされています。
多くの親が子供たちの荷物を預かってしまい、そうしてから中に入れるのに、けっこう大きな荷物を自分で持ち、ふくしまキッズはさっそうと仕事場に入っていく。するとちゃんと中のスタッフが荷物を預かってくれました。中に入ると、どうしたらいいのかとまどいぎみ。思わずそこに説明書あるよと声をかけるのをぐっとこらえて、他の子供の行動をじーっと見つめ、どうやら説明書があるようだとわかるとそれを手に取り読みだしました。お店に行っても出口から入ろうとして、入れない。あっちに入口があるのに…
あっちに…と言いそうになったところで、子供はおずおず動き出し、ちゃんと入口を見つける。子供は待っていれば、自分で考えて問題をクリアしていくのですね。
今回、どれほど子供を過保護にしてきたかが、身につまされるほどです。
今回ドキッとした話をひとつ。ソフトクリーム屋さんで、アレルギーOKで入ったのに
できたアイスクリームを食べながら「ママには内緒ね」
ええっ!もしかしてアレルギーの子にいけないもの食べさせたか?全部リストチェックして親御さんにも確認したのに?
すると、ケロリと「うらやましがるから」。どこまでも茶めっけのあるキッズです。
この活動を通じて、26日のだがしや楽校のヒントを見つけて、是非自分をクリエイティブに表現してもらいたいです。