プログラム紹介Program
ドイツザクセンプログラム
現地3日目(7月26日)

更新日:2015年7月28日  プログラム:ドイツザクセンプログラム

いよいよ今日からはドイツのグループと終日一緒にプログラムを行っていきます。
昨日は体調調整の目的もあり、1日中ユースホステル内で過ごすプログラムでしたが、今日は午前中、滞在しているザイダ(森の中のユースホステル)からザイフェンの村に出かけました。ザイフェンはチェコとの国境にほど近くザクセン州エルツ山地中部にある緑に囲まれた小さな村で、もともとは1480年ごろから錫鉱山の町として発展しましたが、格安な輸入錫のため1849年に鉱山を閉鎖しました。
錫の産出によってまだ村が栄えていた頃に、周囲を森に囲まれ森林資源が豊富なザイフェンの村で、坑夫が副業として勤しんでいたおもちゃ作りが廃鉱後に主要産業となり、いまでは世界的に有名な木のおもちゃの村となっています。
まるで絵本の世界そのもののメルヘンなザイフェンの村をキッズ達も気に入ったみたいで「かわいい〜」とか「素敵♪」という声が聞こえていました。
村まで行きはユースホステルからバスで移動、まずは野外博物館でこの地方の建築物や木彫り、木工細工などを見学しました。そこからザイフェンの村まで散策、ザイフェンの村に入り昼食までは自由行動、それぞれに写真を撮ったり、ザイフェンの名産、木のおもちゃや雑貨、飾り物をショッピング。
その後、村の中心にあるホテルでランチ、今日のメニューは魚「サーモングリルのパスタ添え」か肉「カツレツとフライトポテト」からのチョイス、みんなそれぞれに選んだものを美味しそうに食べました。さすがホテルの食事の味付けはみんなの口にもあった様子。
食後、再び散策をして近くの遊戯施設へ、ここで人気のアトラクションは「サマーボブスレー」、ボブスレーといっても冬季オリンピックで行うような本格的なものではなく鉄製の長い滑り台を車輪のついたソリで滑り降りるというもの。とは言ってもスピードもかなり出てけっこうスリリング。中にはついエキサイトしてスピードを出し過ぎ遠心力で飛ばされるキッズも(笑)
2〜3回ほど滑ってかなり盛り上がったあとは、木彫りの工房へ、ザイフェン名産の木彫りを見学してからザイダのユースホステルまで、丘陵地を谷を丘を越えて、森や畑の間を抜けて6kmの道をショートハイキングをしながら帰り着後、すぐに夕食。
そして、ついに出ました「ソーセージ!」本場ドイツで初めて食べるソーセージをみんな黙々と食べていました(笑)
夕食後には今日の振り返り、明日の午前中にドイツグループとディスカッションする「福島第一原発事故後の福島について」に際して、ドイツグループのメンバーへ容子さんから行われるドイツ語での福島第一原発事故とその後に関するレクチャーと同じ内容の説明が行われました。

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