更新日:2015年8月4日 プログラム:北海道プログラム 全道I╱Jコース
おはようございます。
ゆうばり(I・J)コースでは、「楽しく学ぶ」を考えて、ただ面白そうなことを羅列するプログラムではなく、ながれのあるプログラム作りを考えています。そのため、はじめは全員同じ活動をすることでこの地の自然や遊び方を知り、後半は自分達で考えて遊べるように自由時間が多くなるような形になっています。
また、今回は夕食をほぼ全部こどもが作るので、「食事プログラムのねらい」を考えました。
まず、第一段階は「与えられたメニューと手順と材料で」、第二段階は「いくつかのメニューからの選択+与えられた手順と材料で」、第三段階は「いくつかのメニューからの選択+与えられた手順で、材料は買い出ししてみる」、第四段階は「メニューも手順も自由に考えて買い出しも自分達で」と進めていきます(Iコースのこどもたちは第三段階まで)。栄養のことまでは考えさせられないかもしれませんが、食事が口にはいるまでの「労働」については理解してもらい、曲がりなりにもできるようになった感をもってもらえたらと思います。農業体験を組み合わせることができれば、自然と自分との関係を考えたり、知らない誰かの手によって自分の食事(命)が支えられていることなどを考えてもらうこともできるのですが、今回は「労働」の部分までとしています。
(おやぶん)