更新日:2014年3月26日 プログラム:北海道プログラム 大沼コース
大沼の朝はラジオ体操からはじまる
頭だけではなく、体も起こします
音楽は生ピアノ演奏
音楽を専攻している大学生と
ラジオ体操を完璧にできる大学生とのコラボです。
この二人は、このキャンプでディレクターという役割を担っていて、
活動のスケジュール発表や子どもたちのモチベーションを上げるような声掛けを
みんなの前でしています。
この活動に賛同してくれた札幌、旭川、函館等の若い学生ボランティアスタッフ、
おにいちゃん、おねえちゃんのような近い存在に見守られながら、
子どもたちはのびのびと活動に集中できています。
ラジオ体操で体と心をほぐしたら、
生活の時間です。手を洗い、自分の食べられる分だけの量をお皿によそって、
体に必要なエネルギーを注入する。
大沼に来てから、まだ2日目。
まだまだ、旅行気分でウキウキで、整理整頓がなかなかうまく進みません。
本日の朝は少し多めに時間を取って、
丁寧に朝の身支度をします。
はみがき、洗顔、布団をたたむ、荷物の整理(着たものと新しいものが混ざらないようにする)、掃除
毎日、これさえできていれば、どこへ行っても、したいことがすぐにできます。
朝の時間を無事全員のり越えることができました。
本日は晴天なり
気温も高く、暖かいの中で、風もなく、心地よい雪上へ
ずぼずぼ雪に埋まりながら、でも走りたいから駆けだします。
まず、雪遊びではじまったのは、雪積み競争
どこまで高く積むことができるか。高さ勝負です。
どうやったら、高く積むことができるのか、雪の状態を見極めて
チームで考えながらやっていきます。
子どもの手では届かない高さまでくると、大人を利用して、さらに積み上げていきます。
一番大きなもので2mくらいあるのかな~ってくらい
タワーがあちらこちらでできました。
できたら、それをすぐに壊す。それも面白いです。
がーんとキックしたり、バーンとパンチしたり、
日常あるものに対しては、普段はなかなかできない。
でも、壊すのって楽しいんです。時間をかけて作り上げていっても、壊すのは一瞬。
こちらはバケツを利用して、円形にして積み上げて、なにかを作ろうとしています。
さてさて、何ができるのか楽しみですね。
こうやって、雪を形とって、何かを作るって、ものすごい高度な遊びなんです。
カタチがないものから、形あるものを頭の中でイメージして、
組み立てていく。
穏やかな天気のなかの雪上では、自然と笑みがこぼれ、自然発生的に遊びが各地で行われていきました。
おやおやこちらでは、大人雪埋め大会が行われています。
冷たい雪の上に横たわり、子どもたちに雪をかけられて、どんどん体が見えなくていってます。
どんどん埋められて、動けなくなり、いいように遊ばれてしまっている大人たち
子どもたちは普段は力では勝てない大人たちを見下ろせて、ご満悦
水分を多く含んだ雪は大人たちのスキーウェアを浸透し、
うーつめたいよー・・・
わあ!と雪のなかから脱出!
顔も埋められて、寒くて、息ができなくて、ふらふらになった大人も
それを見ていた子どもがうずうずして、自分も埋まりたいとポツリ・・・
しかも、頭から埋まりたいと立候補
雪の中って、意外と温かい・・・!?、しーんと静かになる・・・!?
体験した人にしかわからない感覚があるんです。
先に外遊びを終えた子たちは、体育館でも汗を流し、
お昼ごはんに牛丼カレーを食べました。
生活にリズムがでてきました。
グループごとに食器を片付けて、ごちそうさま
子どもたちもエンジンがかかってきて、まだまだ遊び足りないぞ~と
いう雰囲気の大沼2日目午前でした。