更新日:2011年8月22日 プログラム:むかわ町
大樹町には、STEPという、今回のふくしまキッズのように
子どもたちの宿泊学習や修学旅行を受け入れ、
活動や宿泊先を提供する協議会があります。
大きなホテルを作るわけでもなく、遊園地をつくるわけでもない、
今大樹町にあるものを、うまく他の町から来た子どもたちやツーリストに
楽しんでもらう、という思いであれこれやってます。
だから、今回子どもたちが楽しんでいる活動も、
大樹町ならではのコンテンツが揃います。
牛が1000頭いるメガファームで、子牛をちょっと触らせてもらったり。
北海道一おいしい牛乳やチーズを作っているファームで、
ソフトクリームを食べたり。
大樹発祥のスポーツ「ミニバレー」。アサレンやってます。
地域の子たちと試合をするのです。
JAXAが関わる広大な航空公園の滑走路を使って
ペットボトルロケットを飛ばしたり。
どこまで飛ばしても、電線に引っ掛かるとか、
そういうことはありません。
こんな感じで、どの活動にも、大樹で働いている普通の人たちが
普通にかかわってくれます。
っていうか、みんなが来ることをとても楽しみにしているのです。
だから、夜も、町の人が「キャンプファイヤーでもやったらいいべや」と
突然、巨大な、ホントに巨大なキャンプファイヤー用のやぐらが組まれていた!!
しかも、カニをゆでるための巨大な釜が設置されており、
巨大な火を焚いても効率よく片づけられるようにシステム化されている!
しかも、牧草ロールを運ぶ巨大なフォークリフトで普通に運ばれてきた!!
30年ぐらい前、よく少年○○の家とか青年団とかでなされていた、
あの業火とも揶揄される、恐ろしくもどこか懐かしいキャンプファイヤーが
なされることになりました。
こんなでっかかったら、熱くてキャンプファイヤーどころじゃないっしょ…。
火、囲めませんから…。
と、まあたまにはそんなこともありますが、
巨大な火よりもアツイ、町の人たちのおもてなしです。
その心意気を受けないわけがありません。
だからやりましたよ、正統派キャンプファイヤー。
まるく囲めませんので、
火を横目で見ながら、横から明かりを当ててもらう感じで
大声で歌いまくってました。
ということで、
子どもたちも大人たちも、4週目という
クライマックスゾーンに入っています。
ここまで大きなけがや、「これは僕らの手に負えない」というような
深刻なことには巻き込まれないで来ています。
ミーティングをしっかり行い、うまくやっていきたいと思います。