更新日：2012年8月16日　　プログラム：北海道プログラム　全道体験Jコース

夜は修了式。
「ありがとう」を伝えたい人を１人１人話していきました。
ある男の子がぽつりと話し始めました。
「僕が調子が悪かくて機嫌がわるかったのに、
やさしい言葉をみんながかけてくれたのがうれしかった。」
そういって、彼は涙を流しました。
その声を皮切りに、みんなの話す内容が真剣味を帯びてきました。
みんなが話終わったあと、彼らとずっと生活をともにしてきた
ボランティアが話し始めました。
「みんな本当に成長したね。」
「みんなに助けられて、ここまでこれた。」
「別れたくないけど、みんなといれて本当に良かった。」
彼らのいっしょにいた時間が、子どもたちの心も動かします。
涙の修了式となりました。
そして、修了証の授与。
修了証に書かれた文面をここに抜粋します。
「あなたは《ふくしまキッズ夏季林間学校》に参加し、
その間たくさんのことを学び、思いきり遊び、北海道の夏を満喫し、
笑顔と元気が広がるふくしまキッズになりました。
この感動をいつまでも心に残して、
これからの日々を生きぬく力にしていきましょう。
ここに《ふくしまキッズ夏季林間学校》を修了したことを証します。
平成２４年８月１７日
福島の子どもを守ろうプログラム実行委員会　　委員長　　進士　徹　」
この文面通り子どもたちは、笑顔で、元気なふくしまキッズでした。
いよいよ明日、子どもたちが福島へ帰ります。