更新日:2012年8月13日 プログラム:北海道プログラム 流山Cコース
さあ、各グループによるお出かけプログラムが始まりました。
出発前に、今日のスケジュールの最終確認です。
この段階では、これから起こる数々のハプニングを知る由もなく、
みんな結構テキトーに考えてます。油断してます。
あ、でもよくみたら、もう電車の時間ではないですか!
しかも雨が降ってきた!雨具はどこだ!ご飯も食べなきゃ!
やにわに、慌ただしくなってきました。
駅に、ダッシュで駆けつけます。
だから言ったじゃん、早くしないと遅れるよって。
今回は、とにかく子どもたちがスケジュールをたて、
それをスタッフがチェックして(安全か、無理がないか)、
あとは基本的な判断は子どもたちに任せてます。
だから、電車に乗り遅れたとしても、「ああ、残念だったねえ」というだけです。
スタッフも、事前に全ての情報は出してますが、
それを聞くかどうかは、本人次第。
例えば、
雨が降っていても、「雨具があるといいですよ 着ることを強くおすすめします」とは言いますが
それを用意して、着るかどうかは本人が決めます。
でも、大丈夫。時間はたっぷりあります。
失敗したら、それをしっかりと反省し、明日に活かすだけの余裕を持っています。
こうやって書くと、なんだかツメタイなあと思われるかもしれませんが、
大人は、手を出してあげたいのをグッと我慢して、全身全霊を込めて見守るだけ、
そんなスタンスで、子どもたちの気づきを「待ち」ます。
我々は、「旅」という手法を通して、そんな力を引き出したいと思っています。
はてさて、肝心の電車。
滑り込みで、間に合ったようです。
田舎の電車だから、乗り過ごしたら2時間ぐらい待たされるからね。
動画で見るとこんな感じ。
大人も楽しそうです。
(一番最後に乗った方が、もうひとつのブログを書いてくれるテリーです)
函館チーム。
今日は、ちょっとした観光を楽しむ模様です。
自由市場にて。
サケを持たせてもらったようです。もうすぐシーズンですね。
赤レンガを訪れた、女の子チーム。
雨だけど、施設をうまく使ってうまくやっているみたい。
これからは、ロープウェイや五稜郭タワーを訪れる予定のようです。
(なんと無料でご招待いただいております。ありがとうございます!)
さて、一方こちらは長万部電車キャンプチーム。
長万部の手前の森駅で、昼食が振舞われます。
焼きカレーとチャパティ。雨はそれほどひどくない模様です。
キャンプですから、夕食はなんと自炊です。
食材調達も、自分たちでやります。
これから、夕食に向けて準備、ということでしょうか?
とはいえ、やや雨足が強くなってきました。
そこで、ディレクターのビルマが知恵を働かせまして・・・。
キャンプ場から程近い元小学校の建物を借りられるように調整してくれました。
なので、もう2駅移動して、その校舎で泊まることとなったようです。
こんな「いきあたりばっ旅」が、面白いですね。
こちらは函館チーム。
五稜郭タワーも、無料で上がらせていただけることとなりました。
あいにくの雨なのですが、有名な観光スポットですからね。
ここにこれただけで、ちょっと満足です。
函館には、まだ市電が走っています。
移動にとても便利なので、使います。
こういう公共交通機関を使うのは、
本当にドキドキして楽しいものです。
どこかのチームは、間違って反対方向に乗っちゃったみたいだけど、
それもまた楽し。
函館チームは、そろそろ戻ってくる時間です。
電車の揺れは、眠りを誘うようですね。
長万部チームは、今頃ワイワイと調理してます。
おお?
ここで子どもと一緒にいるスタッフの携帯から連絡が。
「電車に乗り遅れた!!!」
子どもたちが時刻表の見方を間違えていたらしく、遅れてしまった模様です。
一瞬、緊張が走りましたが、本人たちも、あれこれ調べているようです。
次の電車に乗れば大丈夫とのこと。
じゃあ、そのまま子どもたちと何とかしてください、
とそのグループのスタッフに伝えました。
が、北海道の田舎です。
次の電車っていっても、無人駅で2時間近く待つことになります・・・。
あたりはだんだん暗くなります。
子どもたちはさぞやしょんぼりしているだろうな・・・と思いきや、
大人の心配をよそに、
ここぞとばかり、トランプなんぞをして楽しんでおります。
たくましいものです。これこそ、イキルチカラ。
ということで、無事に到着。
しかし、さすがにお腹が減ったようです。
「時刻表はちゃんと見なきゃな・・・ってつぶやいてた」とは、
ビルマの報告。
これこそ、まさに学び、です。
テリーさんのブログも面白いです。是非ご覧ください!