プログラム紹介Program
北海道プログラム 全道GHコース
今日のテーマは。

更新日:2014年8月16日  プログラム:北海道プログラム 全道GHコース

今日は「自然災害に備えて」という、学校の保健の授業でならう内容をやってみました。
キャンプの時には断水に備えて水を節約する方法を実践してみましたし、避難所などでも使える効率のよい補水できるための飲み物作りをやってみたりもしました。
北海道の暮らしには北海道の自然と人の“つきあい”が、東北には東北の自然と人の“つきあい”があり、共通するものもあれば固有のものもあります。
原子力災害のような人為的な災害ではなく、自然の脈動に由来するさまざまな出来事を考え、経験を交流しつつ心構えを模索する話し合い活動をしてみました。人は被災により自然の驚異を感じ、そうした自然のそばでいきることに恐怖感や抵抗感を持つものです。そのような状態は自然と人との隔たりが大きくなった状態と言えますが、そのままで生活するのは辛いことでしょう。ある程度時間がたったところでこうした客観的な考察をすることにより、辛い経験を“事実”や“出来事”として自分の中で整理することができれば、それを乗り越えてその地の自然とまた“つきあって”いけるようになると考えられます。
これまでのこどもたちの様子を慎重に見たり、いろいろはなしをきいた中で、そろそろこうした活動もできそうだと判断して今回取り組んでみました。みんな、それぞれにたくさんの考えを出しあっていましたし、落ち着いて考えることができていたように思います。未来に向けて歩みだしているこどもたちのたくましさを感じました。(おやぶん)

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