プログラム紹介Program
北海道プログラム 全道Jコース
農家民泊へ!

更新日:2014年8月11日  プログラム:北海道プログラム 全道Jコース

昨日泊った東川町・キトウシ森林公園は、水田地域を一望できる丘にあります。長めが良く、動物のいる森を、朝起きてからふらりと散歩できたりします。受入団体の「大雪山自然学校」もここにあります。
散歩の後は早速農家さんへ出発!4つのグループに分かれ1泊2日で民泊です。
◆クラークホースガーデン http://www11.ocn.ne.jp/~clark/
馬の世話、マウンテンバイク
◆神村農園 http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/nousei/gurituri/sisetsu/35.kamimura.htm
雑草抜き
◆南 果樹園 http://www.h4.dion.ne.jp/~kaju373/
トマトジャムのラベル張り
◆古屋農園 http://www.kamikawa.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/098_furuya.htm
ピーマン収獲、トマトジュースづくり
◆オマケ: スタッフは、荒井家民泊・・・
実は昨日・・・ この民泊のグループ分けで1.5時間ほどの大議論となりました。11人の子どもに4件の農家さん。それをスタッフが、「女3、女4、男2、男2」と振り分けたのですが、スタッフが決めたことに対して、子どもからクレームが。そこで11人で決めることになりました。
女子の希望は女子が2,2,3.男子が4。しかし、男子は2,2を希望。 一度、各グループに分かれ自分たちは譲るべきか否かを議論。自分の意見を曲げるべきかどうか悩み、泣く子も…  結局は、どちらも譲らす議論は平行線・・・ 最後は男子が女子の気持ちを受け止める形で(一部は「もうめんどくさいからどうでもいい」と・・・)、女子の希望が通りました。
ところが、いざ男子からそんな提案を受けると・・・ 一部の女子からは「いつも男子が譲ってくれる」などの声も。一方で「男子には悪いと思うけど、女子のせいでここまで時間がかかり、男子が譲ってくれたのを断るのも悪い」という意見も。
つまりは・・・ 「自分の意見が通ってしまった重み」とでもいうのでしょうか。 「自分の望んでいた結果ではあるが、なんだか嬉しくない」 「自分の意見をを押し通し、みんなが我慢した結果は、決して気持ちの良いものではない」ことに気づいたようです。
Jコースはまだ折り返し地点。これからの2週間も、もっとこのような議論を交わしながら、自分の思いと他人の思いに挟まれながら、お互いに協力しあい、自分と、そして仲間の目的を達成できるチームになっていけるでしょうか。
NPO法人ねおす「大雪山自然学校」 荒井一洋(かず)

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