プログラム紹介Program
ドイツザクセンプログラム
現地10日目(8月2日)

更新日:2015年8月18日  プログラム:ドイツザクセンプログラム

ザクセンプログラムのブログアップをお待ち頂いていた皆様、長らくお待たせしました。帰国した翌日から担当した白山金沢プログラムと日本海プログラムも無事終了し、ようやくブログを更新できる環境となりましたので続きをアップします。お待たせし申し訳ありませんでした。
1週間交流をしたドイツ人グループとも今日でお別れ、前日のパーティーでの盛り上がりがまるで夢だったかのように、次に会うまで暫しのお別れです。ドイツ人グループは現地(ザイダのユースホステル)で解散、解散後は路線バスでドレースデンに向かう人、家族が迎えに来る人とそれぞれの方法で帰途につきます。
日本人グループはフラウエンシュタインの古城見学にバスで出発します。残る我々が見送るはずのドイツ人グループに見送られバスはフラウエンシュタインのユースホステルに向けて出発、これまでであれば同じバスでもドイツ人グループも混じり賑やかでしたが、今日は半分以上が空席でガラガラ、やはり寂しさを感じます。
フラウエンシュタイン・ユースホステル到着後、徒歩にて古城見学へ。古城といっても王子様とお姫様が住むシンデレラ城のような宮殿スタイルのものではなく、中世の城塞が廃墟になったスタイルのもの。フラウエンシュタインユースのマネージャー、ドライハードさんが案内して下さいます。このマネージャーさんとってもユーモアがありまた演技もなかなかのもの、案内はもちろんドイツ語ですので容子さんが訳して下さるのですが、容子さんもおもわず吹き出してしまうほど。ドイツ人グループとの別れがつらく、また昨日のパーティーの疲れが残っているキッズ達も、ドライハードさんのおかげて少しづつ元気が出てきた様子。
古城の見学後はフラウエンシュタイン・ユースホステルへと戻り昼食。
午前のプログラム
9:30 ザイダのユースホステル出発
10:15 フラウエンシュタインユースホステル到着
フラウエンシュタインの古城見学
12:00 昼食
昼食後はユースホステルの敷地内でこの地方(エルツ山地地方)の名前の由来である、エルツ= 鉱石、を取る方法の体験をしました。砂金を取るのと同じ方法を用いて、鉱石の比重を利用して錫を取ります。
鉱石の採取体験後、用意されたおやつを食べてから帰路につきます。
ラルフさんと共にお世話になったザクセン州ユースホステル協会のパトリシアさんはこの日の夕食後にみんなとはお別れ、記念に似顔絵と寄せ書きをしたバンダナをプレゼントしました。似顔絵はイラストが得意なAさん担当。準備にあまり時間がなかったにもかかわらずおかげでとても素敵に仕上がりました。
パトリシアさんと別れを惜しんだ後は容子さんから今回のプログラム最後のレクチャー、ドイツの歴史について。特に戦後の日本とドイツの歩み方の違いについて、少し難しくはありましたがスライドも利用して出来るだけ解りやすくお話をして下さいました。今年は戦後70年、ちょうど今回のプログラムがスタートする前7月16日には、参院本会議で安保法案が強行採決されたばかり、戦後のドイツの教育や戦争に対する反省や歴史観などを、分断の歴史があった旧東ドイツで、ベルリンの壁のことなども含めて生きた歴史のレクチャーでした。理解の程度に差こそあれ、キッズ達の心に残るレクチャーとなったと思います。午後のプログラム
13:30 鉱石の採取体験
15:00 おやつタイム
16:00 ザイダのユースホステルに向けて出発
18:00 夕食
19:30 ドイツの歴史についてのレクチャー

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