更新日:2011年12月30日 プログラム:北海道
12月30日の朝を迎えました。
年の瀬も押し迫り、気が付けば明日は大みそか。
2011年が幕を閉じ、新しい一年が始まります。
流山温泉に宿泊している大沼・小沼チームは朝6時に起床。
眠い目をこすりながら身支度を整え、7時に今回の旅で遊軍チームが作ってくれる最後の食事をとりました。
食器を片づけて大きな声で「ごちそうさまでした!」とあいさつをしていく子どもたち。
ふくしまキッズ初日に比べて随分たくましくなったと感じています。
使った寝袋や自分の荷物を片付けて、8時には体験棟にて出発式を行いました。
うえだんなからのあいさつの中では、帰るまでにやる宿題が一つ出されています。
「このふくしまキッズの旅で、おみやげ話として持って帰るものベスト3を帰るまでの電車の中で決めておいてください」
雪遊び、リフレッシュプログラム、ホームステイ。
みんなの頭の中にはどんなことが思い浮かんでいるのでしょうか。
各チームのボランティアリーダーとディレクターが最後に一言ずつ子どもたちにメッセージを送りました。
お家まで送る荷物を置き、出発前の記念写真。
晴れて澄み切った空気の中、駒ケ岳を背に「大沼、サイコーっ!!」
電車が来るのを待ちます。
気温マイナス13度とジンジンする寒さの中ですが、子どもたちは元気です。
電車がやってきました。
引率の者と子どもたちが次々に乗り込みます。
1週間、子どもたちにいちばん近いところで過ごしてきたボランティアスタッフの目には光るものがありました。
全員が無事に乗り込み、電車はゆっくりと走り始めます。
まっすぐ続く線路の上を電車は進んでいきます。
車窓から車内で手を振る子どもたちの姿が見えました。
それに応えるようにスタッフもまたしばらく電車に向かって手を振り続けました。
郡山チームも福島チームも予定到着時刻は15時半前後.
長い旅です。
どうか全員無事に元気におうちに帰りつくよう祈るばかりです。