プログラム紹介Program
横浜プログラム
保護者のみなさまへ

更新日:2013年12月30日  プログラム:横浜プログラム

こんにちは。
一夜明けての子どもたちの様子はいかがでしょうか。
横浜でのたくさんの思い出話をされたでしょうか。
この度は2013ふくしまキッズ横浜プログラムにご参加いただきまして有難うございました。
全スタッフ及びボランティアを代表して、奥田ことキャンプネーム「オク」が御礼申し上げます。
この九日間、子どもたちはたくさんのことと触れました。
初日ではふくしまキッズへの意気込みをみんなの前で一人一人話しました。とても緊張したとも思います。
二日目はオリエンテーションの中で、後日の大イベント「だがしや楽校」の「自分みせ」を企画しました。そのアイディアは面白いものばかりで、スタッフ・ボランティア一同驚かせられました。
三日目は選択活動。みんな楽しみにしていた企画です。それぞれの活動の中で思い切り楽しんできました。それぞれの活動のプロも関わりました。
四日目は横浜のクリスマス見学。クリスマスイブということもあり、とても綺麗なみなとみらいの景色に魅了された子どもたちも多かったようです。暗くなってからの屋形船からの景色はまさに絶景でしたね!
五日目は翌日のだがしや楽校のための本格準備日。どんどん自分のお店を組み立てていく子どもたちの姿がたくましかったです。必要な物を試行錯誤考えて、たくさんの提案が本部にもきました。
六日目はいよいよだがしや楽校本番!横浜の子どもたちのお店や大人店などたくさんのライバル店のある中、一生懸命自分のお店を表現しようと頑張っていました。中には人集めに苦労するお店も。それも勉強です。また午前中にはよこはまキッズの子どもたちも合流し、子どもたち同士の新たな交流がありました。
七日目はシーパラダイス。天気が少し崩れ寒さもありましたが、楽しみにしていた企画。ただ遊ぶだけでなく「班で行動する」ということを徹底しました。自分の好き嫌いだけでは班はまとまらない、それをどう伝えるか表現するか。班リーダーのフォローもあり、班の絆がより深くなりました。
八日目は横浜ウォークラリー。ふくしまカフェでの食事、屋形船。たくさんの横浜の景色を胸に刻めましたでしょうか。何よりたくさんたくさん歩きましたね。笑 よこはまキッズとのお別れ会もありました。短い期間でしたが、一緒に素敵な思い出を作れたようです。夜の男子チームは横浜の地域の方々との関わりがありました。地域の方々が「横浜の底力を見せたい!」と協力を申し出てくださり、七色に光るペンダント作り、夜回り隊への参加を「まかない」付きで振る舞ってくれました。地域の住民とふくしまキッズとの交流は、我々が目指してきたものでもあります。
九日目はふりかえりを行いました。今まで活動を支えてきたスタッフ・ボランティア全員からメッセージをいただきました。子どもたちからも御礼の言葉がありました。その時にサプライズ!「食堂のみなさんへ」「スタッフさんへ」「大五郎へ」という寄せ書きの色紙をいただきました。これを知っていたスタッフは誰もおらず、みなビックリしました。やるな~。以下がその写真です。
今回の活動を通して、様々な方々の関わりがありました。
表には見えない関わりもたくさんありました。
活動内容も大事ですが、そこに関わる多くの「人」そして一人ひとりの「心」がありました。
子どもが寝た後、ミーティングを毎晩遅くまで行い、その時の気になっていることをシェアしました。
ふくしまメッセージに対して、そこへの返事を書きたいというボランティアさんが現われ、そこから多くの方がメッセージを残すことに広がりました。
眠い中遅くまでメッセージを書き続けました。夜の時間帯に参加できないボランティアも、自分で時間を作りたくさんのメッセージを残してくれました。
ボランティアの方々にお伝えしたことは、「自分をみせてください」ということです。
ボランティアは子どもたちからは一人の大人という感覚で見られますが、それぞれ性格も違い得意・不得意もあります。
色々な人がいるということ、色々な表現があるのだということ、それが社会だということを子どもたちに知ってもらいたい。
子どもたちには、そういった1つ1つの想いが伝わっています。
子どもたち同士の関わりもありました。
初めは人見知りしてなかなか輪に入れない子もいました。それをフォローする子どもがいました。
初めはよこはまからの子どもたちに対しよく思っていない子もいました。しかし気づいたら一緒に遊んでいました。
上級生中心に、小さい子の世話をする場面が多くありました。例えば子どもたち同士でバンダナチェックしたり忘れ物ないかを調べたり並ばせたり、食事の後片付けをまとめたり、身辺整理を手伝ったり・・・数えきれません。
今回の横浜プログラムのテーマである「希望力」
多くの関わりを通して、心を感じて、身につけたことが多くあります。
それを活かして自分たちで自分たちの未来を紡いでいってほしい。
スタッフ・ボランティア一同、心から願っていることです。
この思い出を温かなキラキラしたものとして、いつまでも胸にしまっておいていただければ幸いです。
重ねてになりますが、ふくしまキッズ横浜プログラムにご参加いただきまして誠に有難うございました。
お子様のご健康と皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
奥田 宏明(オク)

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