プログラム紹介Program
むかわ町
むかわ校・関係はより深く

更新日:2011年8月13日  プログラム:むかわ町

むかわ町穂別地区は、内陸部なのでかなり暑いのですが、
昨日あたりからさわやかな日々が続いています。
今日は特に大きな活動は用意されず、宿舎周辺でゆっくり過ごしていました。
子どもたちは、このような生活パターンになれてきて本来の自分に戻りつつあります。
そして、新しく出会った子ども同士でコミュニケーションを取り始め、
この場にあった新たな関係が構築されつつあります。
それは良い関係として、想いを分かち合ったり喜びあったりするだけでなく、
お互い思い込みや勘違いが誤解を生むこともあります。
そんなときは、ぼくたちはそれを「全体の問題」ととらえ、
なるべくスタッフが集まり、当事者の子どもたちも集まって、
大人は「心をこめて聴き」、子どもたちは「正々堂々と話し」ます。
(すみません、その時の写真を撮り忘れた…)
今日は、中学生の子たちが「小さい子がうるさくて勉強ができない」
という不満についてスタッフと議論をしていました。
この「議論」というやつ、実は結構難しくて
話しているうちに本論がどこかに飛んで行ったり、支離滅裂になっちゃったりします。
中学生の子も、学生ボランティアも、話があっちこっちに行きながら
話を進めます。
こういうのは、実は話し合う前にすでに答えはあったりするのですが
あえてそれを示すことはせず、とにかくたくさん話し合う、というプロセスを踏むことこそが
結論以上の「想いの共有感」を生むと思っています。
学生ボランティアのみんなも、
こういうガチンコな話し合いが刺激になり、より関係を深くしているようです。
さて、昼からは自由に遊びます。
図書館で勉強したり、マンガを読んだりする子、
「シスト」と呼ばれる町で作ったオリエンテーションゲームをやる子、
そして、かわあそびですよ、こんな日は。
どれだけ乗れるか、試してます。
ちびっこ君たちも、元気です。
にいちゃんたちは、岩から飛び込んでます。
いかにも夏の川らしい「川ガキ」たちが、はつらつと遊んでいました。
今晩は、盆踊りに参加です!

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