プログラム紹介Program
北海道プログラム 流山Cコース
「休息日」というプログラム

更新日:2012年8月17日  プログラム:北海道プログラム 流山Cコース

昨日まで、かなり動き回るハードな日々を過ごしていましたので、
今日はぐっと動きを抑えた1日となりました。
「休息日」です。
でも、休息日だからやることがあります。そう、掃除と洗濯です。
食堂の壁に、ズラッとお達しが貼り出されます。
今回のふくしまキッズの目標には、「自律」という言葉があります。
なので、自分のことは自分でやることになっていますが、
いかんせん慣れていないので、うまくいきません。部屋もひどい有様になってます。
じゃあ、自分のことそ自分でやるという時間をしっかり取ろうではないか、ということで
午前中いっぱいかけて部屋の整理と掃除洗濯をしました。
その様子はテリーブログにも上がっています。
もちろん、早く終わった高学年の子は宿題やってます。
共用スペースの整理もします。
ハエたたきがなんだか妙に上手な子がいて、随分助かっています。
午後からの遊びも、あまり遠くに行かない遊びとしました。
でも、こういうときこそ「奥深い」遊びが生まれるものです。
いつの間にか、ままごとのようなクラフトが始まりました。
ツリーデッキの上で、読書してます。
油圧式の手動薪割り機を使って、キャンプファイヤー用の薪を作ってくれました。
まだまだ元気で体を動かしたい子は、
なんと「ドラム缶けり」をやりました。誰がこんなの思いついたんだろう?
スラックラインも、何か別の遊びになってます。何人人が座れるか、ですって。
畑での作業も、いつの間にか料理の手伝いにまで発展しました。
 
マズローの法則のとおり、
やはりまずは自分の居住空間や衣食住が確立すると、
次の活動が安定し、かつ多様になっていくのだと思います。
小さな空間の中でこれだけ活動が展開されていく様子を見ると、
たしかにその法則も納得できます。
この1週間の活動は「自分のことは自分でやる」「自分の遊びは自分で作る」
その意味を知るための時間だったかもしれません。
ということで、子どもたちもボランティアも、心と体のチューニングが完了しました。
明日からいよいよファイナルステージ。
ちょっとアクティブな遊びに挑戦しようと思います。

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