プログラム紹介Program
北海道 Bコース
【流山B】大沼と暮らそう!(8月7日)

更新日:2013年8月7日  プログラム:北海道 Bコース

【流山B】(8月7日) 流山では、午前中は生活の時間になっています。
この時間は掃除や洗濯、勉強等に使います。
まずは朝ごはん!
「食パンは半分残してね!」とディレクターのゆっぴーが言いました。 いつも残さず食べようねって言ってるのになんでかな?
食事が済んだ後、お皿についた調味料や油分をパンで拭いて 一緒に食べてしまいます。
そうするとお皿がとてもキレイになって、洗剤もお水も少しで洗い物が済みます。
パンが食事にないときはお掃除新聞紙を作ってそれでふき取ります。 新聞紙をしわしわ、くちゃくちゃ丸めていると、 とっても柔らかくなってお皿についた料理の油を綺麗に吸い取ってくれます。
思い切り駆け回れる大自然のために、子ども達もみんなで協力します。 小さな生活の工夫ですね。
朝ごはんが終わると、次はお掃除の時間です。 自分の身体より大きな箒で一生懸命掃除します。
昨日作った新しいチームで、当番制にして掃除をしていきます。
それから、みんなで夏休みの宿題をやりました。流山からお家に帰ったらすぐに学校が始まるので「全部終わらせよう!」と、それぞれ目標を決めました。
今日の分の1ページ終わったよ!と嬉しそうに報告してくれました。 夏休みの宿題、みんなちゃんと終わるかな。
3日目の洗濯物。自分達の洗濯物をハンガーや物干しのロープに干していきます。みんな上手に干していました。
口笛吹きながら、楽しそうね。
色とりどりのハンガーを見て、「カラフルで綺麗だね。」といいながらニコニコで洗濯物を干している子の笑顔を見ると、子ども達にとってはお洗濯も、お掃除も遊びのように楽しんでいるのだなと感じます。
毎日できることが少しづつ増えていきます。子ども達も「これはどうやるの?」と聞きながら。6年生が2年生や3年生を手伝いながら頑張っています。自分でできる嬉しさを感じながら1つ1つ身に着けて、お兄さん、お姉さんになっていっているのですね。
朝食の後は、大沼の大自然での生活を感じる3つのプログラム挑戦しました。
(1)山のきこり体験
「おも・・・い・・・」
見た目はそんなに大きく見えませんが、 持ってみるとすっごく重いんです。
絵本でしかみたことない! そんな薪割りを実際にやってみるととっても大変。
(2)大沼浄化作戦!!
トラックに乗って、大沼ジャングルアドベンチャーへ出発!
大沼にあるヒシという水草には、微生物がついていて 広い大沼をキレイにするのを手伝ってくれています。
そのヒシを、沼の近くの水を浄化する池に移植することで 沼がもっとキレイになる!ということでみんなで沼から ヒシを採って移しました。
浄化された水を見るととってもきれい! 「冷たくってきもちいー!」「飲みたーい!」 と子ども達。
「大沼で楽しく遊べるのも沼にきれいな水があるから。 重要なお仕事なんだよ。」というビルマの話に
「すっごく重要な話だな」と言いながら男の子が頷いていました。
(3)馬とのふれあいプログラム
ふるさとの森で暮らす馬達がいるのですが、広場で遊んでいると近くに寄って来て、子ども達は手を振ったりしています。
あの馬達は普段どんな毎日を過ごしているのかな? 実際に餌やりや馬ひき等をして、乗馬もしてみました。
「馬、こーんなおっきい口だったんだよ!」 「高くて揺れて怖かったー。」
と言いながら
「ヤギーーーーーー!」
生まれたての小さなヤギが途中で出てきて、 子ども達はヤギに夢中!
チャレンジプログラムは、自分達の生活しているふるさとの森の環境や一緒に暮らす馬について知ることや、馬と一緒に森を作り、この森をながれる苅間川の水を綺麗にすることに子ども達が参加することによって自分達が何気なく毎日を過ごす自然環境について遊びながら学ぼうというねらいがあります。
また、この大沼や流山全体の自然を守るために地域の沢山の人が協力していることを知ってもらおうということもねらいの一つです。
これまでのみんなの活動ではあまりなかった、「地域のために自分達から何かをする」ということも今回の流山での初めての経験になりました。
自分達が何気なく暮らしている自然環境への恩返の意味も込めて。
今日やったことで新聞紙やパンでお皿を拭くことの意味も、少しづつつ理解できているかもしれませんね・・・

PAGE TOP