プログラム紹介Program
北海道大沼プログラム
【北海道大沼】雪上乾布摩擦サウナ

更新日:2013年12月29日  プログラム:北海道大沼プログラム

28日の午前に行われたプログラムのうちのひとつをご紹介します。
昨日になって、本格的に雪がつもりました。
そこでついに出現した、このプログラム…
”乾布摩擦サウナ”
名前の通り、
乾布摩擦をしてサウナに入る
という内容です。
北欧ではメジャーな健康法であるミストサウナと、
我が日本人に古来より伝わる「乾布摩擦」をミックスさせます。
それはそれは美しい冬の駒ヶ岳を仰ぎ見ながら、
血流とデトックスを促進させよう、というねらいです。
このプログラム、
入念な準備が行われています。
準備に3時間かかります。
みんなが朝ご飯を食べ、掃除をしている時に、
出現したテント。
たき火に石を入れて蓄熱させます。
もみの葉っぱやみかんの皮を大きな鍋に敷き詰めて、
そこに焼いた石を入れます。
テントの中で水をかけて、
テント内で大量の蒸気を発生させ、サウナにするのです。
プログラム説明。
「マッスル乾布摩擦やります!誰でも来たい人は来て!」
…は?
そして、集まったのが、
3人。
「ここで、スキーウエアを脱いでください。」
これから、何が始まるんだ…
「さむい、えー、脱ぐのー」
ちょっと嫌がる子どもと…なぜか上半身まで脱いでいるスタッフ。
「寒いだろ、こすれーー!」
つられたのか、テンション上がったのか、
脱ぎ始める、こどもたち。
そして、外に出て、またこする。
こすったら、サウナに飛び込みます。
うおーーーーー
モクモクモク…
「♪たとえばきみがきずついてー くじけそうになったときは」
なぜか聞こえてくる大合唱。
中で何が起こっているかは、
ご想像におまかせします。
「♪あい ビリーブ イン フューチャー しんじてるー」
しーん
すると、
テントから、
なんか飛び出て来た!
「あちい!」
「フゥッ」
アツアツの体を、
冷えた空気にさらして、
こすってこすってこすります。
「暑い」と「寒い」を
繰り返し肌で感じることによって、
免疫力を高めます。
いつの間にか、
仲間も増えて
なんだかもう、
ハイな感じ。
始めはあきれた顔して見てた女の子たちも、
ちょっとずつ近寄ってきました。
ちょっとだけテントの中に入って(服を着たままですよ)
「うわー、きもちわるーい!」「男子くさーい!」だって。
冬でも、設備がなくても、
そこにあるもので、
こんなことできるんです。
大人たちが真面目に遊んでいると
いつの間にか子どもたちも、
つられるように背中をこすっていました。
みんなでのんびりじっくり遊ぶその一方で、
エッジの利いた
前衛的かつ創造的なプログラムが考案され、実践できてしまうのが
大沼・流山温泉というフィールドの魅力です。

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