プログラム紹介Program
北海道プログラム 流山Bコース
栗山2日目 小さな変化が

更新日:2012年8月10日  プログラム:北海道プログラム 流山Bコース

栗山町の原田です。
栗山2日目の8月8日。
男の子たちは朝5時頃からもぞもぞ動きだし、
6時半から校庭で走り回ったりドッヂビーをして元気に遊んでいました。
この日はラジオ体操からスタート。
朝食もバイキング形式
みんなバイキング根性全開でたくさん食べるのはいいんだけど、
食べ過ぎて具合を悪くする子もいたから食べ過ぎには注意しようね。
ご飯のあとは学習の時間。
木を加工してつくるフォトフレーム作り。
小刀で切ったり、削ったり。ケガをしないように真剣な表情の子どもたち。
時間の合間を縫ってみんなで洗濯。干し場は旧音楽室です。
自分たちで洗って・干して・畳んで。
普段家にいたらなかなかやらないかもしれない作業を体感して、子どもたちは何を思うのでしょうか。
洗濯物の奥に貼ってあるテントは、山や川での活動を指導してくれるプログラムスタッフの宿泊室。
北海道でもトップクラスの歴史を誇る木造二階建て校舎。
歩くたびにギシギシと音を立てる廊下。
吹き抜けの食堂・作業室。
開放感いっぱいです。
そんな校舎は子どもたちの走りたい心を刺激するのかもしれません。
でも雨煙別小学校のルール「廊下は走らない」
少しずつみんなに浸透してるかな。
この日の午後はハサンベツ里山に水生生物調査に行く子、
プールに行く子に分かれての活動です。
プールではイベントの時にしか使わない浮島が特別に用意されて大盛り上がり!
友達の様子を見守りながら「頑張れー」と声援が飛び交います。
自分の番が終わったら浮島を支える係りをみんなでやっていました。
みんなで楽しむために、面倒なことを自分からやる子どもたち。
ゴールまで友達が行けた時のみんなの盛り上がり・一体感。
着いたばかりの時はまとまりがなくて、自分勝手なところも見られましたが、
こんな短期間で何かが変わっているのを感じました。
一方ハサンベツ里山に水生生物調査に行ったグループはというと、
小川に入って捕まえた魚や虫をの~んびり観察していました。
目の前で魚や虫を見たり触ったり。いろいろなことを教えてもらっていました。
栗山に到着したばかりのころはまったく話を聞けなかったり、ルールを守れなかった子どもたち。
しかしみんなできちんとルールを確認したり、
大学生リーダーたちが一生懸命頑張ったおかげで、小さな変化が見られるようになりました。
「いっつも上靴履いてなかったあの子がちゃんと履いてる!」
「きちんと話を聞けなかった子が体をこっちに向けてしっかり聞いてる!」
まだ全員じゃないかもしれないけど。
学生リーダーのみんながやっていることは、ちゃんと子どもたちに伝わってます。
子どもも、スタッフも、一緒に成長していけたらいいなと思っています。

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