プログラム紹介Program
北海道プログラム 流山Bコース
栗山3日目 収穫体験・紙ヒコーキ教室

更新日:2012年8月11日  プログラム:北海道プログラム 流山Bコース

栗山サマーキャンプ、担当の久保です。
栗山町に来て3日目です。
雨煙別小学校の朝はラジオ体操からはじまります。朝食もたくさん食べて、午前9時からは学習の時間です。
この日は、朝から栗山町教育委員会の鈴木教育長が、ふくしまキッズの元気な姿を見に来てくれました。
みんな、しっかりと話す人の方を見て、話を聞けるようになってきました。
学習の時間には、栗山町の小中学校の先生たちがボランティアで、勉強のサポートをしてくれます。
いつもは栗山の子どもたちを教えている先生たちも、福島の子どもたちに何かできることがあればとの思いで、栗山サマーキャンプを応援してくれています。
半数ぐらいの子が夏休みの宿題が終わってしまったとのことなので、先生たちが各学年ごとの算数の問題を用意してくれました。 間違った問題もちゃんと先生が丁寧に教えてくれました。
ここは、雨煙別小学校。誰でも通うことができる「学校」です。 この学校に宿泊する子どもたちは、学校のルールを守り、規則正しい生活をおくり、さまざまなことをここで学ぶのです。
勉強のあとは、フォトフレームづくり。
今日は仕上げをする日だったので、世界に一つのオリジナルフォトフレームが完成しました。
この日の昼食はご当地グルメの「くりやまバーガー」。 毎日、食事を提供してくれる、北海道三富屋のシェフの北山さんからつくり方の説明を受けました。
自分でつくったバーガーは、格別においしいことでしょう。
今日は学生ボランティアのミュウスリーとお別れの日です。 短い間でしたが、別れを惜しみみんなで見送りました。
さて、午後からの活動はハサンベツ里山での収穫体験。アンデスレッドという品種のイモ掘りを行いました。イモ掘りは経験済みとのことで、みんな上手に手で掘って収穫しました。11日の夕食のバーベキューのときに食べる予定です。
ハサンベツ里山にある大きなビニールハウスの中へ入ると、無農薬栽培されたトマトが赤く実っていました。 一番大きくて赤いトマトを探してその場でもぎ取り、「おいしい」「甘い」などと言いながらほおばっていました。
そして、みんなが楽しみにしていた「折り紙ヒコーキ教室」。JAL(日本航空)の現役のパイロット、篠原さんが直々に作り方の指導してくれました。
篠原さんが「今日、操縦してきた飛行機が雨煙別小学校のちょうど真上を飛びました。上空から見ると、この赤い屋根の校舎がはっきり確認できます」とのこと。 そのことを話すとみんなが「今日、見た!」「そういえば飛んでた!」と口々に話し出しました。
さて、折り紙ヒコーキが完成したらすることといえば・・・。どのくらい飛んでいられるかの競争です。雨煙別小学校には体育館もありますので、そこが飛行実験所。一番長く飛んでいることができた折り紙飛行機がチャンピオンです。
最後に全員で紙飛行機を持って記念撮影です。篠原コーチから「パイロットは毎日、たくさんの人(友達)と一緒に仕事をしなければなりません。みなさんもここでたくさんの友達ができました。ぜひ、この中からパイロットになりたいと思う人がいてほしいです」と話しました。パイロットの仕事はとても忙しいのにもかかわらず、夕食まで子どもたちと一緒に過ごしてくれた篠原コーチ、ありがとうございました。
この日は夕食後、ハサンベツ里山にホタル観賞に出かけました。きれいな星空とホタルを観察することができました (真っ暗で写真はとれませんでした)
今日はたくさんの経験ができたことでしょう。 明日もルールを守り規則正しい生活の中で、とっておきの体験をしてほしいと思います。

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